それでも私は飲んでない

こんばんは。Mnt.です。

さて、今日は普段私は、

飲み会なんて行く必要ない。なぜなら、リアルのスタジオ収録の相手は、飲み会に出席しても必ずしも仕事をくれない(くれたことない)。
宅録の相手は、会ったことない人達ばかりだから、必要なのはビジネススキルだけだ。

という立場なのですが、やはり、リアルの声優の方々の中には飲み会というものを重視する方もいらっしゃいます。
物事を考える際には、自分と同じ考え方だけではなく、逆の考え方も見なくてはならない。

そう思います。

そこで、ネットでたまたま見つけた、飲み会が必要だと考える方のブログを拝見してみたいと思います。

ガラクタマガジン(畠山豪介様)
2016/1/22 身も心もしばれる夜と、貧乏若手声優の飲み会。
http://ch.nicovideo.jp/gosuke_garakuta/blomaga/ar955303

飲み会に参加する一番重要と指摘されているのは次の点ではないでしょうか。

「本当に先輩役者やスタッフさんのお話が聴きたかったら、何としても飲み会に行かなきゃ。」

そして、金がない若手がどうやって乗り切るのか。以下のようにおっしゃっています。

「とにかく先輩や偉い人のいるテーブルをトークで盛り上げます。で、一番笑ってくれた先輩にお会計の時に「すみません、お金無いです。」と正直に言います。トークが本当に面白かったなら奢ってもらえるもしくは貸してもらえるはずです。トークが出来ない? それは知らん。スキルを磨け。」

とてもきついお言葉です。私の胸に突き刺さります。
彼の戦略は、私にとってはかなり高度なものであり、その「スキル」について何ら一切の努力をしていないのは、事実です。

では、私は飲み会に行くようになるかというと、やはりNOです。

私は、別の「スキル」を磨こうと思います。
すなわち、人に会わなくても仕事を得るスキルを磨くのです。

報連相のビジネススキル、相手の要求を即座に理解し演技に反映させる瞬発力。そして、費用を徹底的に抑え、金額としては少ないギャラでも十分に利益が出せる管理能力。これこそ宅録の真骨頂です。

そしてまた、これはリアルの収録でも、仕事やってるだけなのにスタッフさんに一目置いてもらえる能力です。

私は、戦略として飲み会に行く方々を否定はしません。彼らは彼らの強みを生かして、命がけで仕事を取りに行っているのです。尊敬します。私も、私の得意な価格破壊スキルで、仕事を取りに行きます。

さあ、同業者の皆さん、正々堂々戦いましょう!!声優活動は、合法的な殺し合いです!

それではまた。